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カワイイがつまっていないブログです。

一心腐乱!フランシュシュが魅せてくれた、次なる夢

フランシュシュサイン

2019年3月17日。私はとある映画館で、年齢も時代も性別も、そしてスクリーンも次元も超えた刺激をびんびん浴びてきました。

 

この日行われたのは、TVアニメ『ゾンビランドサガ』から誕生したゾンビアイドルグループ “フランシュシュ” の1日限定ライブ「ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュみんなでおらぼう!~」

「ネットユーザーが本気で選ぶ!アニメ総選挙2018年間大賞」や「メディアが選ぶアニメランキング」で1位を獲得した人気作のイベントとあって、品川インターシティホール公演のチケット争奪戦は熾烈を極めました。

 

そしてチケット争奪戦に敗れた者たちへ用意されたのが、私も今回参加したライブビューイング。全国の映画館とネット、さらには中国にまで飛び出しライブの模様が生配信されました。

アニメさながらの演出が憎い!憎すぎる!

ゾンビランドサガ1話複製原画

源さくらが車に轢かれる衝撃シーン。(写真は先日開催されたMAPPA SHOWCACEにて撮影)

ライブは、本作の衝撃を生み出した交通事故シーンからスタート。結末を知っているファンの口からは「飛び出しちゃダメ!」という気持ちが乗ったため息やどよめきが漏れます。

 

そしてステージに登場したのは、源さくら・二階堂サキ・水野愛・紺野純子・ゆうぎり・星川リリィらフランシュシュメンバーに扮した担当声優の皆さん。

「あ、フランシュシュって本当にいたんだ。」

と思わせる衣装とヘアスタイルの再現度に、度肝を抜かれました。

 

1曲目は、オープニングテーマ「徒花ネクロマンシー」。アニメで毎週聞いていた昭和歌謡味あふれるサウンドが流れれば、否が応でも『ゾンビランドサガ』の世界に引き込まれます。

 

あっという間に1曲目が終わり、6人のメンバー紹介へ。

フランシュシュは本来なら、7人のアイドルグループ。つまり、ステージには1人足りないわけです。ステージにいないメンバーは、山田たえ。彼女はこの日、客席に首(ボール)だけの姿でポーンと飛んできました。

 

まるでアニメで見たような演出だなあと思ったときに始まったのは、さくらとサキの喧嘩フリースタイルラップ「DEAD or RAP!!!」がはじまります。この展開、2話で見た~~~!!!

ちなみに、さくら役の本渡楓さんはラップの歌詞?を「間違えた」とコメント。しかしミスを感じさせない、魂と魂がバッチバチにぶつかり合う生ものラップに魅せられました。

 

円陣シーン複製原画

円陣シーン。(写真は先日開催されたMAPPA SHOWCACEにて撮影)

そしてサガロックフェスティバルで円陣を組む映像のあとに流れてきたのは、「アツクナレ」。昭和アイドル純子と平成アイドル愛が、それぞれの心に持つ「アイドルへの情熱」をぶつけ合い認め合う。そんなアツいステージに、ペンライトを振る腕が激しくなりました。

アツさそのままに、次に披露されたのは「目覚めRETURNER」。途中、ステージがスモークに包まれたかと思えば、曲調がテクノ調に! アニメ7話で見た落雷後のステージを思い起こさせる演出に、ますます興奮が高まります。

 

新旧トップアイドルグループも登場!

アニメで、平成のトップアイドルグループとして描かれた “ アイアンフリル ” の登場にも驚かされました。アイアンフリルは、生前の水野愛がセンターを務め、源さくらがオーディション応募するほど憧れていたグループです。

作中でこのグループの楽曲は、メインのフランシュシュに比べるとあっさりと描かれていました。にもかかわらずスクリーンに「アイアンフリル 2018」と表示されて登場したのは、衣装も髪型もアニメをバッチリ再現した、新アイアンフリルのメンバーたち。

 

新アイアンフリルがまず披露したのは、「ゼリーフィッシュ」。かわいさ弾ける楽曲に、ペンライトを持つ手が自然と前後に動きます。

 

そしてメンバーの紹介のあともう一曲…となったときに、水野愛の制止が入ります。そしてスクリーンに再度アイアンフリルの文字が出たかと思うと、2018の部分にひびが入り2008に変化したのです。そして登場したのは、水野愛がセンターを務めていた時代の旧アイアンフリル。

時代を超越したパフォーマンスに、「私は奇跡を見ているのでは…?」と思わずにはいられませんでした。

 

2008年のアイアンフリルが披露したのは、「FANTASTIC LOVERS」。さくらのパソコン内でしか流れていなかった挿入歌が、こんなにもリアルに表現されるとは…。制作陣の行き届いた設定に、ただただ驚かされっぱなしでした。

 

鍛錬されたファンの切り替え力が発揮された瞬間

アイアンフリルのパフォーマンスが終わると、再びフランシュシュのターンへ。

 

星川リリィの衝撃死因が明らかになったアニメ8話。彼女の父がライブ会場に駆け込む姿が描かれた映像のあとに流れたのは「To My Dearest」。父への想いがたっぷり詰まった優しい楽曲を聴いた会場には、ほっこりした雰囲気が流れます。

特攻DANCEライブシーン複製原画

特攻DANCEライブシーン。(写真は先日開催されたMAPPA SHOWCACEにて撮影)

その雰囲気をぶった切るかのように鳴り響いたのは、改造単車のふかし音。アニメ9話の映像が流れ登場したのは特攻服に身を包んだ二階堂サキを中心に据えたフランシュシュメンバー。そして「特攻DANCE~DAWN OF THE BAD~」が流れます。

「ふっふ~!」「パラリラパラリラ」「夜・露・死・苦」と、会場の一体感を生み出した特攻DANCE。会場のボルテージは最高潮のその上をいっていたと思います。

 

また2曲が披露された時のファンの姿に、同じファンでありながら頼もしさを感じました。全く雰囲気が異なる楽曲が続いても、ごく自然に切り替えができています。

さすが、先が読めない展開に振り回されてきただけのことはあります!

 

ファンがアニメのワンシーンを再現する胸熱演出!

この日初披露の白い衣装に身を包んだフランシュシュメンバーが次に披露したのは、「ヨミガエレ」。曲の途中なにかが壊れるような大きな音がしたかと思うと、メンバーがステージに倒れているではありませんか! もちろんライブは中断。

そんなとき、客席から手拍子が起こり始めます。

この展開は、アニメ最終話のライブシーンそのもの。アニメのワンシーンを一緒に再現できるこの演出は、ファンへの最高のプレゼントになりました。

 

ファンの手拍子とさくらの「ヨ~ミ~ガ~エ~レ~」で見事復活を遂げたフランシュシュ。ゾンビそしてアイドルとして再び立ち上がった彼女たちの今が、力強いメッセージとしてビシビシと伝わってきました。

 

中の人を感じさせない役作りに隠された苦悩

「ヨミガエレ」のあとは、MCタイム。フランシュシュメンバーの作品に対する想いから強く感じたのは、役と真剣に向き合うキャストの覚悟でした。

フランシュシュ

フランシュシュの設定画。(写真は先日開催されたMAPPA SHOWCACEにて撮影)

本作に登場するキャラクターは、ゾンビでアイドル。正直この台本を渡されて演じろと言われたら、私は無茶振りだと思います。

しかもそれぞれのキャラクターには、バックストーリーがあります。まったく違う生き方をしてきた人間を演じることに、キャスト陣の苦悩が垣間見えました。

またアイドルを題材にした作品であるため、歌唱とダンスは必須。本業でない部分に戸惑いながらも乗り越えてきた声優さんにも、フランシュシュ同様乗り越えなければならない壁がたくさんあったと思います。

 

私は、このライブを通してキャストの存在をあまり感じませんでした。それだけ声優さんたちがキャラクターと融合していたのだと思います。フランシュシュのステージをつくりあげるために、声優さんたちがどれだけの時間を費やしたのか。想像するだけで、目頭が熱くなりました。

 

「武道館に連れてってください」

さらに、リーダーのサキの口からはこんな大きな夢が飛び出しました。今はまだ大きな夢なのかもしれません。しかし私はこの夢が叶うような気がしています。

 

 

MC含め、とにかく熱いステージはあっという間に終わりを迎えます。最後の曲は、エンディングテーマ「光へ」。見事なハーモニーを奏でるフランシュシュに、「ありがとう」と伝えたくなりました。

 

凱旋ライブ決定!

最後の曲を終え、フランシュシュはステージからいなくなりました。彼女たちがいないステージに向かって即座に始まったのは、アンコール。

その声に、フランシュシュが応えないわけがありません!プロデューサー巽幸太郎の声とともに、フランシュシュがステージに登場します。

アンコール楽曲は、アニメ最終話でも最後に披露された「FLAGをはためかせろ!」。7色のペンライトがはためく旗のように揺れる会場には再び、一体感が生まれました。

 

この曲をもってして、ライブは終了。そして最後の最後で発表されたのが、フランシュシュの佐賀凱旋ライブ!!

そもそもフランシュシュは、「佐賀を救う」ために結成された、佐賀県のご当地アイドルグループなんです。フランシュシュが佐賀に帰(や)ってくるなんて…胸熱~~~~~~!!!

 

ゾンビランドサガ

 

佐賀ライブ、そしてその先にある武道館を迎えるその日まで。

間違いなく現実に存在するフランシュシュに再び会える日まで。

私は『ゾンビランドサガ』を何度も復習(視聴)する所存です。

 

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  • アーティスト: 本渡楓,田野アサミ,種田梨沙,河瀬茉希,衣川里佳,田中美海
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